俺の名前は十文字和輝。
中学で黒木・戸叶と不良をやっていた。
高校に入り、セナに狙いを定めパシリにしようとした
そしたら、あの悪魔に写真を撮られ、アメフトをしだした
それが、運命だったのかもしれない。
だが、あの悪魔には運命とか言っても意味がな・・・いや、言いたくない。
とにかく!あの悪魔だけは・・・つか、普通にQBだけやってりゃいいのにな・・・・
でも、それだったら俺たちがアメフトしてねぇか。
それに、アメリカ行くことも無かったか。
んー。とにかく、あれだ あのQBが悪魔でよかった、ってことだな。
あんまよくねぇけども
水曜日、今日は抜き打ちテストがあった
しかも数学、戸叶と黒木はいつものように叫んでいた。
セナは固まっていた。
まぁ、俺も驚いたよ。普通に。
でもよ、抜き打ちってのは簡単だぞ?
テンパったらよけいやばくなるだけだ
それを三人に言おうとしたらテストが始まっちまった。出遅れた。
予想通り難しくは無かった。最後に文章問題がある。見ただけで頭が痛くなる。
そのことをあまり考えないようにしながら手を動かす。
言ったそばで悪いが結構難しかった
こりゃあいつらやばいことになってんだろうな。
俺の考えがセンコーに聞こえたのかこんなことを言いやがった
「いっとくけど、これ、60点までとれなかったら放課後居残りな」
皆が叫ぶ
「そんなー・・・」
「っざけんな!こっちは大会中なんだぞ!」
「そうだそうだ!」
今のは明らかに俺が知っている連中だった。
まぁ、俺も叫びたくなったが、それより、やばい。
もしもこれで赤点を取ったら、あの悪魔に何されるか・・・・
だが、それは心配なかった。ぎりぎり64点。
俺は、だけどな。 あの三人、セナ50点、黒木30点、戸叶32点
「はぁぁ!?なんで俺が赤点なんだよ!」
「へへっ、バーカ」
「なんだよ!お前2点だけ多いだけじゃねぇか!」
ああ、もう黙ってくれ。なんか恥ずかしい。ほら、セナもおどおどしてるぞ。気づけ
「と・・・とにかく、早く終わらせて部活を・・・」
「そ、そうだな!っさっさと終わらせよーぜ!」
「っしゃぁぁ!やってやろうじゃねぇか!」
・・・なんだ、こいつら。さっきは2点がどーのこーのとか言ってたくせによ・・・ ま、俺には関係ねぇけどな。さっさと練習でもしとくか
鞄を持ち、俺は部室へと足を向けた
ドアを開けると悪魔とマネージャーがいた。
今日は結構早かったのに、なんでいつも俺たちより早くいるんだ?
「よぉ、他の奴らはどうした?」
「今日抜き打ちテストがあって」
「ああ、居残りか。あとで5倍練習させてやる」
ああ、よかった。赤点取らなくて・・・・
とにかく俺は部室の奥で着替えることにした
ドアを開けてこの季節すこし寒いなと思いながら自分のロッカーの前に立ち自分のネクタイを解く シュルシュルと音をたててロッカーの中に入れる。
隣の部屋でマネージャーとキャプテンが話している
「糞マネ。」
「ん?なぁに?」
「今度の日曜日」
「そうねぇ・・・」
脱ぐ動作が一旦止まる。
これって・・・・まさかいわゆる・・・・・ デートの誘い!?
いやいやいやいやいや!!無い!無い!つか、落ち着け俺!! 一応状況を整理しよう。
俺は一人でここに来た。 そして着替えていると「今度の日曜日」と悪魔が言った。
そして「そうねぇ・・・」と言った
・・いや、もしかしたら試合を見るとか何とかだろ。絶対そうだ、何してんだ俺。
そしてまた着替えだそうとしたら次の決定的な言葉を聞いた
「でも、前ヒル魔君のうちに行ったとき、ウチの親がなんか・・・変な目で見てきて・・・」
!!!!
それは・・・もしかして・・・俺の想像より二歩も三歩も先の事ですかっ!?
「そりゃ、お前、シャンプーの匂いがしたからじゃねぇの?」
「あ!そうかも!」
!!!!!!!
お願いだから。そんな大きな声で言わないでくれ!
「・・・・お前、よく言えるよな」
「え?」
「いや、なんでも。」
言ってくれ!それは言ってくれよ悪魔!!
つか、気づいてんならその話をやめてくれ!俺出ていかれねぇだろ!
だがその言葉は届きはしない。
ああ、なんで赤点とらなかったんだ。俺。
せっかく早く練習をしようとしたのに、意味が無かった
Special Sunday
早く皆来てくれ〜〜
あとがき
・・・なんじゃこりゃ。 いや、和輝ちゃんの視点で書きたかっただけなのに・・・・(ちゃん…
オチなしですか。無しなんですか?(自問自答
無しだそうですw(おい
しかもお題関係なくない?