「雲雀さん!」
バタンと勢いよくドアが開いたかと思ったら肩で息をしているハルがいた。
「・・・・・何?」
「雲雀さん・・・そのっ・・・お願いというか・・・・とにかく聞いてください!」
「・・・・」
今日の昼休憩。ハルは友達と一緒にご飯を食べながら雲雀の事を話していた。
『で、雲雀さんはすごいのですよ』
『へぇー・・・雲雀さんという人はすごいのねー。一度会ってみたいけど・・・噛み殺されそうね』
友達は苦笑いしてサンドウィッチを食べる。
『そうかもですね』
『あ。そういえばハルさ。知ってる?雑誌に載ってたんだけどさ。「彼女からキスを一度はしてあげましょう。そうすれば彼氏ともっとうまくいく」って。』
『え!』
『いや、これ私もやってみたんだ』
『ええ!?』
『あはは、ま、聞いて。そしたら結構いいんだよねー・・・とは言ってもさ、ただこの記事書いた奴が男ってだけで、欲求不満ってだけだろうねー・・・って。あれ?ハル?聞いてる?』
だが、後半はハルは何も聞いていなかった
じ・・・自分から・・・キス・・・
『や・・・やってみます!』
『ええ!?』
「と、言うわけなのです!」
「へぇー。君からキス・・・ねぇ。」
「はひっ!バカにしてますね!」
「だって、僕からキスしても恥ずかしがってるのに。」
「ううー・・・・や、やってみなきゃわからないですよ!」
「じゃあ、やってみてよ」
雲雀は目を瞑ってハルを待つ。
だが、ハルは少し戸惑っている
「・・・あの・・雲雀さ・・・」
「ねぇ。まだ?」
「うー・・・・」
唸っても駄目。
「早くしてくれる?」
「・・・でもっ・・・」
でもじゃない
「何?」
「は・・・恥ずかしいのです・・・」
恥ずかしがっても駄目
「そっちから言ってきた事でしょ」
「でも・・・あの・・・」
あのじゃなくて
「いいから、早くしてくれる?」
雲雀は喉で笑った。
当たって砕けろ
楽しみなんだけど?
あとがき
んー。このぐだぐだ感。愛夢個性豊かなこのぐだぐだ。
んー。一言言わせてください。
すみませーん!! ぐだぐだですみませーん!!(orz orz orz
「50.これが真実」に続く