事情後。何時も鏡の前で自分の体をチェックする。
首、鎖骨、胸、お腹、腰、背中。
「・・・まったく・・・・もう・・・」
そう呟くとチャイナ服に腕を通す。
「高杉。」
まだ外は暗い。 そして寒い。
そんな時にも、アイツは薄い着物。
それを見て寒いと思わないのか?と前に聞いたことがあった。
そしたら『寒いに決まってんだろ』と。
だったらもっと厚着をすればいいのに。
「何だ?」
「いっつもいっつも!何で見えるところに付けるアルカ!」
「わざとに決まってんだろ。」
「ぶっ殺す」
もしかしたらコイツはサドや銀ちゃんと同じ種族なのではないかと疑ってしまう。
「こんなところに付けられちゃ困るのヨ。」
「何で」
「・・・・は、恥ずかし・・・のヨ・・・」
「何で」
「だって・・・・だって・・・銀ちゃんが・・・」
「無視しときゃいいだろ」
「そんなわけにはいかないネ!一緒に住んでるのヨ!?」
「だったら、一緒にいればいいだろ。」
「え・・・・」
きらりと闇の中で光った。
あの獣のような眼。
獲物を見るようなあの眼。
その眼でゆっくりと近づいてくる。
その眼で見られたら、誰も動けれないだろう。
恐怖
だが、自分は違う。
魅入られた。
ゆっくりとした動作がまたドキドキする。
顔が赤くなっていく。
「一緒にいればいいだろ」
ドクン
「ずっと」
これ以上は・・・・
「高・・・杉・・・」
限界
獣の眼から変わるこの眼
あとがき
なんですかこれ。
最初があれ。ほのぼの(?)だったのに
最後はあれ。
ねぇ? (ぇ
突発的に高神。
最初は裏にでもしようかと思いましたけども・・・
もっとまともな小説が書きたいですよ、ほんと。