「上陸だぁ〜〜!!!」
我が船長が叫んで決まった。
サニー号に慣れ始めたころだった。
皆も楽しみにしている様子だ。
「で?」
笑顔で聞き返すナミ
「で?」
笑顔でリピートするルフィ
「・・・何なの?この手は?」
ルフィは手を差し出して笑っている。
キッチンで航海日誌を書いているといきなり来ていきなり手を差し出す
その意味をナミは理解はしているがあえて言わなかった
「何って・・・お金!おこずかい!!」
「・・・・・」
差し出した手をぺりっと叩いた
「あんた、ふざけてんの?W7のこと忘れたわけじゃないでしょ?」
「は?」
「・・・うふふ」
「あはは」
その後サニー号に大きな音がした
船長の行ったとおり島に上陸した
しかし、その船長は頭の上にたんこぶを作っている
「それはぁハミ、ひっへふふ」
訳:それじゃナミ、行ってくる
「おい、大丈夫か?ルフィ」
一緒に行くウソップがルフィの顔を見て言った
「お前、W7のときのような顔してんぞ?」
「あ、ウソップ。大丈夫よ。こいつはただ馬鹿なだけ」
にっこりと黒い笑みを浮かべて言う
「・・・そ・・・そうですか・・・」
その様子をゾロはあきれながら見ている
「あ。ルフィ、ウソップ。海軍に気をつけて!なんかこらへんに海軍がいるとかいないとか・・・・」
「んー。分かった」
ルフィたちが行ったあと、ナミはロビンを誘って買い物に出かけた
ゾロは黙って見送った
サンジも食料を買いに行くといいナンパをする
フランキーはもしものときの木材を買うという
ゾロは・・・・昼寝をする
「ねぇ、ロビン。この服かわいくない?」
「ふふっ、そうね。あなたの好みにぴったり」
「でしょー?」
そうして服を選んでいるとロビンは思い出したように言った
「あ、・・・航海士さん、ごめんなさい。私ちょっと本を買いたいのだけど・・・・」
「え?そうなの?」
「ええ、しかも、ここ大きな本屋があるから・・・選ぶ時間は2・3時間はかかると思うわ。」
「え!?そうなの?・・・へぇー、んじゃ、私は一人で行こうかな?ロビン。海軍に気をつけてね」
「ええ、大丈夫」
ロビンと別れ一人で服や靴などを買う
やはり露出度が高いものをよく買っている。
いろんな店に入っては出て行き入っては出て行った いろんな服を見て楽しいはずなのに
・・・一緒に来たかったなぁ・・・
何故か、ゾロの顔を思い出してしまう
時計を見てまだ時間はあると思ったが、一人じゃつまらないので船に戻ることにした
この島は結構都会で大きなショッピングモールの通りがある。
だが、それとは逆にすこし奥に行くと森が広がっている。
花や木々が並んでいる。
それを見ながら歩いていると肩があたった
まったく・・・この町人が多すぎ・・!
苛々しながら歩いていると店と店の間にある路地に緑色の頭が入っていった
・・・ゾロ?・・・・まさか・・・・ね。
とは思いながら同じところに入っていく
寄り道
噂をすれば緑の頭
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