ふっ、と意識が遠のいた。熱い太陽の下。傘を差しているのに太陽の熱は弱まらない。そして、熱いコンクリートに倒れこんだ。

ああ。もしかしたら誰かに誘拐されてしまうかもしれない。それか、このまま死んじゃうのかもしれないネ・・・

なんて事を思っていたら、意識が切れた

 

 

 

眼が覚めると、そこは病院だった。白い天井に薬品の匂い。そして、横に居る奴。

「・・・・大串君。」

「ああ。起きたか」

「・・・・もしかして、私を誘拐したのカ?身代金なんて無いヨ?」

「するかぁ!しかも万事屋にそんなもん無いの知ってるわっ!」

ったく、人の親切を無にしやがって・・・と、ブツブツ言っている大串君を横に、ベットから降りる。

「って、おいおい、もうちょっと寝てたほうが・・・」

「いいヨ。もう、あ。これあげるヨ」

ぽいっと酢昆布を投げる。大串君は咄嗟に受け取った。そして自分は病室を出て行く。愛用の傘は忘れずに

 

精一杯のありがとう

ツンデレとか、そんなんじゃないから。

 

あとがき

うん。最後はヒバハルか土神で終わらせようとしました。そして意味不明で終わってしまいました。はい。

・・・ま、がんばったよ。自分。うん。