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 彼が、綺麗に飛んで行く姿、仕事する姿、戦う姿。全部。全部かっこよくて、憧れてしまった。

 

「ねぇ」

「・・・・」

「何?どうしたの」

「・・・・」

「・・・・」

「・・・何だか、ムカつくんです」

「は?」

「だって、雲雀さん、かっこよくて、何でも出来そうで」

「・・・・」

「ハルには出来ない事も、出来るかもしれないって」

「・・・・」

「ハルじゃ、2階の窓から飛び降りるなんて、出来ないですし」

「・・・・」

「トンファーで不良を撃退する事も出来ないです」

「・・・・」

「凄い、羨ましい」

「・・・・」

「・・・ずるいですよ、雲雀さんは」

「・・・・君、そんな事考えてたの?」

「・・・・そうです、けど」

「・・・馬鹿だね」

「・・・・」

「君が僕みたいになったらつまらない」

「・・・・」

「君が、今みたいに何も無いところで転んだり、お茶零したり、書類を落としたり」

「・・・・」

「そうならないなんて、つまらない」

「・・・・」

「だから、もう二度と僕みたいになりたいだなんて思わないでね」

「・・・そんな事、雲雀さんが決める事じゃないじゃないですか」

「噛み殺されたいの?」

横暴ですよ。そう言いたいのに、何もいえない自分にまた何でも言える彼に憧れてしまう。

 

これだけは譲れない

心の中で、貴方に憧れる事くらい良いじゃないですか

 

あとがき

雲雀さんに憧れるハル。が、テーマなんです。はい、そのままですね。はい。

お題関係ないですね。意味不明ですね。はい。分かってますよ、はい。(ぇ