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~教室~

「体に気をつけること。あと宿題。ちゃんとやってくる事ね。それと」

ナルがいろいろ何かを話していた

生徒達が黙って聞いていた・・いや聞き流していた

「・・・・はい。じゃあ・・・終わりだよ☆」

うぉぉぉぉぉぉ!!!

教室の中が歓声で揺れた



「やった~!夏休みやぁぁぁ~~!!」

「ウザイのよ。離れろ暑っ苦しい」

と頭に一つイライラマークをつけていた


バカン砲を磨きながらつぶやいた

「そっけない事いわんといてな~ほた・・・・・」

言い終わる前にバカン砲を撃った

「蛍のアホ~!!!!」

「アホはあんたよ」





「あ、でもね」


と心読み


「宿題がやばいよ」












「なんやてぇぇぇ~~~~~!!!?」

「ウザイわね・・・・殺すわよ?」


ひゅーと涼しい風がどこからか入り込んだ


「・・・ま・・・まあ、楽しみやな!蛍っ」

「・・ふん」



佐倉は何故こんなハイテンションなのだろうか

「夏休みだからだよ」

あ、やっぱりそうかな?


「てゆーかルカぴょん何やってんの?」

ちょ・・・いっちゃだめだよ・・・・!

あ、俺ナレーション今回初めてだけど・・・・ヨロシク



「花火しよな~~ほ・た・るぅ・♪」

そう、夏休みに入ったら蜜柑は蛍に無理矢理花火をしようといったのだ

「あんたがウザかったからその場しのぎに言ったまでよ」

ガーン!


「そ・・・・そんな・・・・蛍ぅ~・・・・!」

ああ、また佐倉が泣いてる

一体どうして今井はあんなにそっけないんだろう


友達だろう?


ちょっと前そう今井に聞いた事がある。「なんで佐倉にそっけないんだ?」

「かわいいから」



・・・・まぁ、かわいいけど・・・

それとこれとは違うんじゃないかな?

俺はそう思う


棗もいろいろ佐倉に話しかけようとがんばってるな・・・・

こんな事初めて・・・・

棗が笑ってくれてる

これも皆佐倉のおかげだ

棗も今井も不器用な人だから愛情表現が難しいんだろうな

「ルカぴょん~!早よ来てぇなー」

「うん!」

俺は佐倉に呼ばれて兎を落とさないように小走りに走っていった。

ありがとう


いつも思う心から