豪華なテラス、そこには長い銀髪の男が居た。その銀髪を見つけて微笑む。

「スクアーロさんっ!」

「おぉ、ハル・・・」

「何ですか?用事って」

彼と出会って6年。今自分は20。昔と違って、今はれっきとしたマフィアだが、社会人になった。時間の流れは速いと誰かが言ったが、自分は遅くもなく早くもなかった。充実した6年間だった。

「お前、は。もう20だ」

「?はい」

「そろそろいい、と、思ってな」

「?」

暗闇の中でも、彼の顔は赤く見える。ごそごそとズボンのポケットに手を突っ込んで何かを出す。

「・・・」

「結婚。してくれ」

「・・・・スク、アーロ・・・さ・・・」

差し出されたのは銀色のシルバーリング。ぽろぽろと涙が眼から零れ落ちる。

「う゛ぉい・・・」

「はい・・・はいっ!ハルで、いいんでしたらっ・・・!」

ぎゅっと、暖かい右手と、冷たい左手を握り締めた。そして、彼の胸で泣いていると、耳元で微かな声で聞こえた

「愛してる」

ハルもです。と震えた声で答えると、ぎゅっと、さらに力強く抱きしめてくれた

 

めぐりめぐって

こんなにも幸せでいいのでしょうか

 

あとがき

うん。スクハルのシチュってあんまり思いつかないんですよねー・・・愛はあるのに・・・

だから6年後という事にしましたww10年後は、あれ、ちょっといろいろあるから・・・6年後でwハルが成人した時でいいやwとw

・・・ああwもう、スクハルっていいよねっ!!!