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人ごみに紛れて、目立つ躑躅色が見えた。
二つの髪飾りと傘。小さな背中が見えた。
暑い日差しの中、何でこんな人込みの中で歩いているのだろうか。
目的があるとは思えない、何かを買えるお金すらないし、第一、こんなところじゃなくて近くの安い店に行くだろう。
14の少女の背中がぴくりとして、止まった。
俺も少し動揺しながら止まった。
若干心拍数が上がった。
人込みの中立ち止まったから、皆俺とあの背中を不思議そうな目で見て通り過ぎる。
燦々と太陽の光が、厚着な俺には憎らしく見えた。
あ。もしかして、傘を差しているが暑さでやられたのかもしれない。
だけど、そんな様子は無い。ただ。止まっているだけ。
まるで、何かを待っているような。
俺は喉に、アイツの名前を引っ掛けたまま煙草を吸った
残りの1歩
煙草の匂いが、したから。
あとがき
意味不明ww もー、何も言うまいw
あ。
土方さん、何か、ストーカーっぽいw(←