[PR] この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

 

人ごみに紛れて、目立つ躑躅色が見えた。

二つの髪飾りと傘。小さな背中が見えた。

暑い日差しの中、何でこんな人込みの中で歩いているのだろうか。

目的があるとは思えない、何かを買えるお金すらないし、第一、こんなところじゃなくて近くの安い店に行くだろう。

14の少女の背中がぴくりとして、止まった。

俺も少し動揺しながら止まった。

若干心拍数が上がった。

 

人込みの中立ち止まったから、皆俺とあの背中を不思議そうな目で見て通り過ぎる。

 

燦々と太陽の光が、厚着な俺には憎らしく見えた。

あ。もしかして、傘を差しているが暑さでやられたのかもしれない。

だけど、そんな様子は無い。ただ。止まっているだけ。

まるで、何かを待っているような。

俺は喉に、アイツの名前を引っ掛けたまま煙草を吸った

 

残りの1歩

煙草の匂いが、したから。

 

あとがき

意味不明ww もー、何も言うまいw

あ。

土方さん、何か、ストーカーっぽいw(←