「酷いです・・・」

「君が逃げるからだろう?」

まさか、仕込みトンファーに鎖まであるなんて・・・

「だって・・・」

「だって?だって何?言ってみなよ」

「ひ・・・雲雀さんが凄い顔して追いかけてくるから・・・」

やっぱり男と女の違いというか、気迫の違いというか。

グラウンドまで逃げ切ったのだが、仕込んであった鎖に捕まって応接室まで連行。

「君さ、僕が仕事してるのにここに来たり、騒いだり、ソファーで寝たりして」

「・・・すみません・・・」

「しかも、魘されて煩いから起こしてあげようと思ったのに。」

そーゆーとこが好きなんですよ。

「何か言った?」

「いえっ」

「いきなり飛び起きてきて、本当。まさか女子に傷をつけられたのは初めてだよ。」

「うう・・・・」

そう、ハルは寝ていたんです。

今は覚えていないんですけど悪夢を見て・・・

一番すごく恐ろしいところで眼が覚めて勢いあまって起き上がったら雲雀さんの頭に事故とはいえ頭突きを・・・

そして雲雀さんの頭には赤い痣が・・・

多分ハルはないでしょう。

「石頭ですから。」

「頭打ったせいだろうね。病院に行ってきなよ」

「はひっ!違いますっ今のは独り言で・・・」

「へー。この状況下でよくも独り言がいえたもんだ。」

「・・・・また逃げてもいいですか?」

「いやだよ。今日はそのまま過ごすこと。」

「ええ!?」

ダッシュ×2

もう寝たりしませんから〜〜

 

あとがき

意味不明。意味不明だ。意味不明。

こーゆーギャグ的なものもあったっていいじゃないか。

・・・いいじゃなくてハルと一緒にいたらそーゆーこと絶対あるとおもう。