「ヒル魔君、ここでいいわ。」

「ああ。」

いつものように過ぎていった時間。

そう。今日もいつものように終わりたい。

そして、いつものようにまた明日を迎えたかった。

分かってる。そんなこと無理だって、出来ないって。

だから

「ヒル魔君。私ね。ずっと、好きだった。」

「ああ。俺もだ。」

「大好きだった。」

「ああ。」

今までどちらともいえなかったこの言葉。

本当、何で言わなかったのだろうか。不思議だ。

こんな時に言いたくなかったけど。

最後の意地で過去形にしてみた。

嘘なのに。本当は、引き止めて欲しいだけ。

「ヒル魔君、今までありがとう。」

私の言葉とは裏腹に、涙が伝った

 

二度と会えないけれど

お願い、また会えるって言ってよ・・・

 

あとがき

意味不明作品2。

反射する光のまもりバージョン。

んー。どっちも好きなのに素直になれないという・・・ ヒルまもってこんな感じだと思うw(ぇ