裏です。OKな方はどうぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 寝ているハルの頭をゆっくりと撫でる。壊れ物を触るみたいに、そっと。

自分を王子だと言っているベルだから、なら、恋人のハルは姫って事になる。

王子だろうが姫だろうが、男だろうが女だろうが、雄だろうが雌だろうが、大切にしなければいけない。

男が、女、を。

 

 

 

 

「ん、いいこ。」

喉がこくん、と唾液を嚥下していくのを感じて口を離した。

頭を撫でてそう褒め称える。褒めて伸ばす教育法があると知って、さっそく実践してみた。

そうすると子犬みたいに目を閉じてそれを受け入れている。気持ちよさそうなその顔がたまらなくそそる。

今から、ぜーんぶ。貰うけど。

緊張した身体に手を這わせて、どうしたらリラックスできるんだろうと各策しながらも、自分の欲求を解消させるために手を止めて考えるなんて事はしない。

「ぜ、全部、脱ぐんですか・・・?」

「恥ずかしい?」

「・・・はい・・・」

「俺としては、全部見たいんだけど」

「え、え・・・だ、だめ・・・です・・・」

「ちぇー」

「服は、あの、あんまり脱がさないでください・・・」

って、着衣プレイを所望するわけ?

なんていうかそっちのほうがエロい気がするけど、と思いつつも口にださない。顔を真っ赤にして、その頭でいろんな事考えて、全部エロに繋がるなんて思ってしまったら、一生手が出せないかもしれない。

ぷつり、と前のボタンを外していく。淡い黄緑色のパジャマはとっても肌触りがいい。なんていうか赤ん坊が着るようなものに感じるのは、ハルのせいだろう。イメージはとても大切。

ボタンを全て外して、下着を着けていないハルは頬を染めて腕で俺に防御をしかけてくる。

この戦いのエキスパート、ベルフェゴールにそんな稚拙な防御で防げると思ってんの?

「ひゃ・・・」

「いっただっきまーす。」

ぱくり、とかぶりついた乳房の突起。キスマークをつける前にとにかく味わいたかった。

片手で柔らかさを堪能して、羞恥で頬を染めているハルの顔を見上げながら舐め上げる。恍惚。

ちゅるちゅると、うまい肌を食べているような音を出すとハルが身体を捩じらせてくる。

べろー、と鎖骨まで舐め上げて、そこにキスマークを散らしていく。白い肌が赤に昇華していく。

すべすべの肌は手触りがよくて暖かい。湯たんぽみたいだ、って、ムードが無いって言われそう。

「う・・・・」

「恥ずかしい?」

「・・・っ」

小さくこくん、と頷いたハル。もうめちゃめちゃにしたい。

それを押さえてるんだから、多少の羞恥心とか我慢して欲しい。

可愛さ余って憎さ百倍ってやつ。玩弄したいくらいに愛してるけど、そんな事は絶対にしちゃいけないと理性で分かって止めている。

愛でて愛でて愛でて。これでもかって甘やかして。

それでも、たまには俺も甘やかしてもらいたいし、わがまま聞いて欲しい。

「ぅぁ・・・」

ぴく、と反応したのは脇腹。そういえば、くすぐったがりだったっけ。これも感度がいいって事で。

パジャマのズボンもするすると脱がしていく。身体が緊張で更に強張っていくけど、とにかく、早く。

「あ・・・全部、脱がさないでください・・・」

「ん。」

脱がさないようにと足に引っ掛けたままにしておく。これでも少しでも安心できるらしい。

ちらちらと見えるところが、いい。

眼下に広がる絶景は、あと最後の一枚で完璧になる。けれど、その最後の一枚が、難関だ。もっと慣らして、焦らして。快楽に身体を赦せるくらいにゆっくりとしていかないと、コイツはずっと強張ったままだろう。

丹念に乳房を貪っていく。ハルに快楽を、という事もあるけど、俺のお気に入りの場所。赤ん坊になった気分でしゃぶりつく。赤ん坊って単語で思い出したのがマーモン。

そういえば、ずっと前一緒にお風呂に入ってるとか言ってたな・・・まさか今でも入ってるなんて事は無いだろうけど、もし入ってたらぶっ殺す。

もちろんマーモンの方を。

風呂上りの甘ったるい匂い、ぽかぽかの身体。

脳みそが蕩けそうになっていく。温度で、その匂いで、肌にねっとりと絡み付いている俺の唾液とかで。

「ふぁ・・・あ・・・、あ」

ぴくっ、と、弱々しく反応するハル。

眼を閉じて快感に酔いしれているような顔してる。なら、脱がしても問題なくね?と、最後の一枚に指を入れて、

「濡れてる。」

びくっ、と眼を開いて眉を寄せていた。

「え、あ、へ・・・」

触られているという事に現実味が無いのかどうなのか分からないけど。腕に手を置いて押してくるけど、俺がゆっくりと指を動かしていくとだんだんと指の力が弱まって、堕落したように滑り落ちた。

「ひゃ、ぁ、あ」

「あったけー・・・」

どこもかしこも柔らかくて暖かいハルは、俺の期待を裏切らない奴。

背徳的好意を嫌いと言っているハルだけど、これは、結構なかなかの感度だ。ガードがお堅い女がこんなに気持ちよさそうな顔してる。これは、あれか、ギャップ萌え、ってやつ?

指がとろとろの液に絡みつかれてきた。本当にコレ、感度がよすぎる。俺のテクニックを持って居たとしても処女でこんなにはあまりないだろう。

これなら、指入れても、大丈夫なんじゃ。

「あひぃっ!」

指先でくりくりと突起を捏ねると、一番反応した。大きく身体を撓らせて悲鳴のような嬌声。

とろとろとまたあふれ出てきて、一本だけゆっくりと入れた。

すんなりと柔らかくなっているソコには簡単に入ったが、やはり狭い。

「う・・・あ、ぁ・・・?」

「指、入ってるの分かる?」

「・・・・ゆび・・・?」

「そー、指。コレ。」

中でぐに、と動かすとキュッと締め付けられた。

「・・・ゆび・・・ですか・・・」

「ん。どう?」

「・・・変な、感じです・・・怖いですし・・・」

ぐにぐにと中が動き、指の存在を確かめているようだ。

本当に変な感じと思っているんだろう。眉を八の字にして、顔を背けている。中はまだぐにぐにと動いたままで。

「痛い?」

「いえ、多分、痛くはない・・・と思います・・・けど・・・」

「多分って・・・んじゃ、もう一本入れるけど・・・」

「・・・はい・・・」

力、緩めて。なんて言っても緩めれるようなものじゃないだろう。顔を近づけて唇に吸い付いた。舌を捻りこんで歯を舐めていく。舌を絡みとって、絡んで絡んで、重力の関係で唾液がまたハルの口に流れ込んでいく。

ぐちょぐちょと音を響かせているうちに、下にはもう一本指を入れた。キスに集中させるために指は動かしてなかったからか、力が抜けていた。

簡単に入った二本目に、ほっと安堵する。

ごくん、とまた飲んだ喉に噛み付いて、指をゆっくりと動かす。痛いかもしんねーし。

「う、あ」

「痛い?」

「・・・なんか、いっぱい、って感じです・・・」

「ん。」

あ、そういえばまた唾液飲んだんだ。

「いい子いいこ。」

「・・・ありがとうござい、ます」

頭を撫でて額と額をごっつんこー。って、痛くはしねーけどそっとあてた。それでも僅かに音は出て、痛みもあったけどそんなに痛くは無い。

指に慣れたのか、あまり困った顔はしていないハル。動かしていると口から小さく漏れる吐息のような声は聞き逃してない。

ていうか、俺こんな経験した事無いや。と唐突に思った。

だってこんな風に、相手の事考えることって無かった。普通にどうやったら俺気持ちよくなれんだろ。みたいな事を考えていたようないなかったような。

発狂していた時もあったから、よく覚えてねーけど。

けど相手の顔色伺いながらなんて。

王子としての沽券にかかわる。

「あー。」

骨抜き、だな。

溜息を吐きたい。だが、それを今このタイミングこの場所でするのは如何なものか。自分で分かっているこの嘆くにふさわしい状況は、相手には、ハルには伝わっていない。っていうか知らない。

それが何となくいらつく。

「あ、ひ・・・」

「も、一本。」

「はひ、」

ぐにゅ、と、さすがに狭いなと思いながら指を増やした。

「痛ぇ?」

「・・・ん、わかんな、・・・です・・・」

「そ・・・。」

痛みは分からない。という事は絶対にない。と、思う。

ゆっくりと動かしても痛いとかそういった表情はまったく見せない。ただ違和感で、圧迫感でいっぱいなんだろう。

痛みが無いのはなによりだけど。

「・・・はひ、・・・あへっ・・・・」

「・・・・・・・」

「う・・・あひっ、へ・・・」

「お前どんだけ感じてんの。」

脇腹をすりすりと触っていた。いや、さわり心地がよくて。そうしたら頬染めてぴくぴくぴくぴく反応してくる。

指の動きより感度がいいんだけど。どーゆーことだっつの。

「だ、だって・・・くすぐった・・・」

また触ってみると、ひぅっ、とか言って、中がきゅっ、と締まった。

「痛くはねーの?」

「あ、だいじょう、ぶです・・・ね。多分・・・」

「・・・多分って・・・まぁ、いいけど。」

本当、痛がらなくてよかった。

指を抜き出して、さて、と気合を入れなおす。此処からが問題だ。此処まで痛みが無いままできたけど、ここから先は必ず痛みはついてくるだろう。

指の愛液を舐めると顎が舌痺れて頭がくらくらする。やっべ興奮してきた。

足をぐいっと開かせて、曖昧に欲情させないようにと意識を分散させてきたけど、やばい。

「ハル、いれるからな?」

「―――っ、は、い・・・」

ごくっ、と、お互いに張り詰める。あ、やべ。

せっかくここまで緊張ほどいてきたのに。

一瞬の緩みで意味無くなっちった。

眉を寄せて、不安げな瞳で俺を見上げてくる。

色付いた肌が、果実のような甘さを秘めている。その奥にしたたる密はとても甘美。

でも、自分が満足しても、ハルは満足なんて、できないだろう。痛みばかりが支配して、その後の行為に必ず恐怖を残すだろう。

「・・・・・・」

「・・・今日は、やめとこ、っか・・・?」

弱音を吐くのが男なんて、ふざけんなよ。自ら生殺しを希望するって完璧に自殺と同じじゃねーか。

男の理性と、ベルフェゴール自信の感情が天秤にかけられる。

俺からそんな言葉が出るなんて、思ってもなかっただろうハルは、え・・・。と声を漏らした。

「・・・ど、して・・・?」

「今すると、完璧に痛いだろうし。」

「・・・でも、だって、そんなんじゃずっと痛いまま、です・・・」

「んー・・・」

「・・・ハルは痛くても、あの、したいですよ・・・?」

「・・・・・ん。」

誘惑が、赦しが。

「だから、・・・痛いのは、怖いですけど・・・でも、優しく、して・・・それに、ベルさんですし・・・」

詰りながら、言葉を選んでいく。

俺の眼を見据えたハルの眼は真剣で、戸惑っていて、恐怖で色付いて、でも、おいしそうにそこにあって。

「・・・・」

これ以上言わせるのは、男として、どーよ。

って、最終的にはハルからの赦しが出ると、俺は構わずそれならどーもって感じで欲張るんだよなぁ。

男って生き物は、そういうもんだって。雄になると忍耐って言葉を忘却するんだ。都合よく。

ハルの足を開いて、そそり立つ俺を入り口にあてがう。ほんの少しでも快楽を感じてくれれば、ほんの少しでも痛みが無くなればいい。

たったそれだけの願いを聞き入れてくれねぇかな、神様。

なんて、

「―――ぃぅっ・・・!」

人殺しの俺が願っても、そんなうまくは、いかねぇ。

ぎちっ、と狭い中は俺も苦しい。そしてなによりハルが、眉根を寄せて痛みを耐えている。

此処で一気に入れるのが痛くねぇのか、それともゆっくりいれた方が痛くねぇのか。

この判断で、ハルも俺も壊れるかもしれねぇ。

「・・ハル、ど、する?」

「うっ、・・・ぐぅ・・・」

「一気に、いれるか、ゆっくりいれるか・・・」

「うっ、ゆ、く・・・り・・・」

「わか、った。」

最終的に、俺はハルの許しがなければ何も出来なかった。

付き合うのも、抱きしめるのも、キスするのも、セックスするのも。全部ハルの赦しがねぇと何にも出来なかった。

かっこ悪ぃ。という気持ちを押しとどめて、ハルに問いかけた。どうすればいいか、俺には判断できねぇから。そんな度胸、お前にはもてないから。

最善の方法で、とにかくハルをなんとかしないと。

ぎちぎち、と狭い中に、入るたびに眉根を寄せて歯を食いしばって我慢するハル。俺は苦しくても、快楽が押し寄せてくる。狭くても柔らかい。それが気持ちよく感じている。

唇と唇をぶつけるようにキスをする。動きを止めて。

よくここまで頑張ったと。褒めるように。

褒めて伸ばすのが、俺の、きょーいくほう。

「ん・・・んっ」

唇を吸い上げて乳房を手で揉み上げる。赤く染まったのって、すんごい興奮する。血行がいいって感じがして、ナイフでブッ刺したい。

って、しないけどさ。

ふにふにと柔らかい感触で、緊張がほどけていくのは俺だった。

「あ、ふ・・・」

桜色の突起に吸い付いて、またリラックスするのは俺だった。赤ん坊みたいに夢中になって吸い付いている。ひ、とか、喘ぎ声なのか悲鳴なのか分からないような声が聞こえてくる。

それが腰にじくじくと甘い痺れを起こしていく。

中がぐわぐわと動き出して、きゅっと締まって、緩んでの繰り返し、ぴくっ、と足先が震えて、太股で俺を挟んでくる。柔らかい感触でどろどろと溶けてしまいそうになる。

腰が疼き出して、そろそろ動き出さないと、狂ってしまうかもしんね。

ただでさえ我慢なんて言葉知らないまま育った俺だし。自分で一応分かってるつもりだから。

「ん・・・・」

しっとりと濡れた場所に指を這わせて、そのまま突起に刺激を与えるとまた奥からじわじわと濡れてきた。

すべりがよくなって、痛みを和らげればいいけど。

ぐに、と腰を押して中に入り込む。濡れているけどやっぱり中は狭くて痛そうで、でも、俺はこの機会を逃してまたじわじわするなんて、無理、って、自分勝手にそう思ったから。

 

「―――っあああああっ!!」

 

つぅ、と落ちた液体は多分血だろう。鼻にまとわり付くハルの匂いと女の匂いの間に、滑り込むように感じた、嗅ぎなれた鉄の匂いがした。

全部が中に入って、俺自身とハルが繋がった。精神的なものから、肉体的なものへの支配が完了した。

王族の血は、人の上に立つ。

支配こそが快楽。

思わず顎が上がって、口が開いた。汗が滲んで落ちて、腰の疼きがたまらなくなった。

支配した。ハルを、しはいした。

幻聴が繰り返し耳元で囁きかける。支配した。王が国を統治するように。

本能的に腰を引いて打ち付けた。ああ、たまらねぇ。

この柔らかさを、熱さをずっと求めていた。秘密だけど、我慢してたけど、それはどうしてかっていうと、陳腐な言葉で表すと好きだから。

本気で好きで、感情よりも理性が先走るような事が何度かあったけど。感情で押しとめて、暴走した理性を理性で止めて。

頭のねじが吹っ飛びそうなくらい気持ちがいい。自分の血を見て狂った時みたいに、エンジン全開で本能丸出しで。全部受け止めてもらいたい。ぐちゃぐちゃにしたい。ナイフさしたい。その肌を噛み切って、赤い鮮血を見たい。舐めたい。身体の一部にしたい。

痛みで歪んだ顔をもっと苦痛に、快楽でどうしようもないくらいに、苦しくて息ができないくらいに、恐怖でいっぱいな、愛情のこもった眼が。

全部欲しい。見たい。感じたい。

「ひゃあぁん!」

「ハル、ハルハルハルハル!!」

喉がかき乱す。

脳が痺れる。顎が揺れる。眼が揺れる。

腰に重い痺れが、甘すぎて吐き気がするような。でも吐き出したくない快楽が押し寄せてくる。

痛みばかりの顔から、だんだんと頬に赤みを帯びて、涙を流す瞳は情欲で潤んだ雌の眼。背筋をぞくぞくと駆け巡る悪寒は、俺を更に興奮へと誘うようだった。

奥歯を噛んで、ずっと待ち望んでいた。

 

「ああああっ!!」

「―――っく、あー・・・」

きもち、よか、ったぁ・・・・

 

 

 

倦怠感と痛みが身体を襲っているんだろう。ハルは眼を覚ましても寝返りを打たない。俺に向かない。話しかけない。

おきたときには、まるで昨日の事が甘美な夢だったかのような感覚だった。あんなに本能むき出しで、最初は頑張って自分のペースを保っていたのに、最後は情けないクライマックスを迎えて。

ぶっちゃけていえば、現実逃避だ。

アレが夢であればいいと思った。あんな、ハルに負担ばかりかけてしまった初体験じゃ、恐怖するだろう。

ハルにほんの少しでもいいから痛みを無くしてくれと神に祈ったが、それは滑稽劇のようだった。開演の合図も無く中断された劇は、何も生み出すことは無かった。

「・・・・・・・」

「・・・・・・・」

「・・・ハル・・・」

「・・・・・・・」

「・・・あの、さ・・・」

記憶が、途切れ途切れになってて。

「・・・・わ、・・・ごめん。」

「・・・・・・・」

ハルが、ふるふると首を振った。背中を向けて。

「・・・気持ちよくて、止まんなくて・・・狂ってたと、思う・・・」

「・・・・・・・」

ああ、なんて、情けない。

今人生で最高に情けない。昨日の夜から延長線上で、ずっとずっと情けないまま俺は今日を向かえた。

ハルは、ずっと首を振っていた。声は発さずに、ハルはずっと赦してくれている。

「・・・・・・・」

「・・・・・・・」

「・・・あの・・・」

「ん・・・?」

「・・・痛かった、んです。」

「・・・ああ。」

「痛くて、今も痛いんです。」

「・・・・・・」

「・・・でも、でも、それでも、気絶する前は・・・死ぬって、思って・・・」

きゅっとシーツを握った。こっちに振り向かないハルに、俺が回り込めばいいと思うんだけど、ハルはそんなの望んでないかもしんねーし。

「気持ち、よすぎて・・・・」

耳が、赤く。

「・・・でも、今、痛いんです・・・・」

ごそ、と僅かに動いた。

「・・・べるさん。」

「何?」

「今日、休んでもいいですか?」

「もち。」

「・・・・あと、ハル、頑張ったって、思いますか・・・?」

「当たり前じゃん。」

「・・・じゃ、あ。褒めて・・・ください。」

首を出来るだけこちらに向けて、恥ずかしそうにそう強請るハル。こいつは、わがままを言う機会がとても少ない。だから、こういう要求される事は凄く珍しい。

あんだけ頑張ったのに、褒めろだってさ。

安上がりな、女。

でも俺はそんな女が大好きで、狂うほど愛してて。

頭に手を伸ばして、くしゃりと撫でる。

「いい子。」

ほんとお前すげーよ。

 

 

 

すみません。後半から見失いました(謝罪

いや、ギャグってどんなんかなぁ。って後半から思ってて、でもですね。ギャグだけじゃないよね。甘もあるもんね。だからこんな感じでベル狂うほどハル愛してますよーって、お互いにバカップル万歳って。ね?ね?

 

そんなこんなで楽しく書かせてもらいました。はい。直接的な表現をしないようにしている私ですが、最近はもう面倒臭いので書いちゃおうと思います。もうそりゃあ羞恥心とかありますけど少し忘却しました。一瞬だけ。そうさ、情事じゃねーや。セックスだ。(←

いや、でもすみません。自粛します。

 

リクエストありがとうございましたーーwww

とっても楽しかったですww